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「子どもたちに何かしてあげて、幸せでワクワクした気持ちになってもらいたかったんです」と、8歳のペイトン・フィッシャーちゃんは言います。ペイトンちゃんはかつてスタンフォード大学ルシール・パッカード小児病院の患者で、現在は「チャンピオン・フォー・チルドレン」の活動家です。

ペイトンは明るく元気な女の子で、絵を描いたり色を塗ったりするのが趣味です。また、ホットグルーでものを接着したり、スライムを作ったりするのも好きです。ペイトンの創造力への情熱は、パッカード・チルドレンズに初めて通った時からずっと続いています。 

インスピレーションを見つける

2013年に彼女が初めて当院を訪れた時の経験は、実に辛いものでした。彼女は後頭蓋骨の腫瘍を摘出する緊急脳手術を受け、正常な歩行が困難になっていました。ペイトンは回復のためにしばらく入院する必要があり、それが彼女にとって困難な道のりの始まりとなりました。「入院患者だった頃は、本当に悲しかったんです」と彼女は振り返ります。

しかし、パッカード・チルドレンズの支援者から惜しみなく寄付されたおもちゃや工作キットが、彼女の創造性を刺激しました。キットのおかげで、ペイトンは大好きな趣味の一つであるアートに集中することができました。

「手術後の体調が良くなり始めると、ペイトンはフォーエバー・ヤング・ゾーンに通って、アートや工芸のプロジェクトを作るのも楽しんでいました」とペイトン君の母親、ジェナさんは語る。  

芸術的な行動を起こす

ペイトンはパッカード小児病院に入院中、工作にとても幸せを感じていたので、その経験を他の患者さんやそのご家族と共有したいと考えました。2019年5月のある晴れた午後、ペイトンは自分と同じような患者さんのために、40個の工作キットを病院に寄贈しました。それぞれのキットには、プレイドーから色を塗れる彫像まで、楽しいアクティビティがぎっしり詰まっていました。

ペイトンと家族は、キットのブレインストーミングと準備に丸一ヶ月を費やし、オンラインや実店舗で様々なお店を回りました。ジェナは、娘がキットに入れる材料をじっくりと選び、見つけられる限り高品質でカラフルな工作用品を選ぶのに、何時間も費やす様子を見守りました。そして、材料を選別し、一つ一つのキットを丁寧に作り上げていきました。

ペイトンさんがキットを完成させるモチベーションとなったのは、パッカード小児病院の患者さんやご家族にどんな影響を与えるかを考えていたからです。「キットが子どもたちにどんな幸せをもたらすかを考えるのが、一番の喜びでした」とペイトンさんは感激を込めて語ります。「子どもたちが素敵な額縁に絵を描いて楽しんでくれたら嬉しいです。そして、病室に作品を飾って、少しでも明るい気持ちになってくれたら嬉しいです!」

ジェナさんは娘のポジティブな考え方に共感し、家族に「今この瞬間を大切にして、人生の喜びを忘れないで」と励ましています。

変化を起こす

ペイトンの芽生えつつある慈善活動は、これだけにとどまりません。彼女は家族の財団であるモーガン・アンド・ペイトン・フィッシャー財団でも積極的に活動しており、パッカード・チルドレンズを含む様々な慈善活動に寄付を行っています。

ペイトンのようなチャンピオンの方々から当院に寄せられた心のこもったご寄付のおかげで、患者さんとそのご家族は支えを感じ、創造的な活動の場を持つことができます。ペイトンさん、パッカード小児病院への温かいご寄付、誠にありがとうございます。心から感謝いたします!

私たちのチャンピオンに感銘を受けましたか?私たちの病院を支援し、 今日から子どもたちのチャンピオンになりましょう!